活動報告

県内建設業の経営を応援
本業ありき、しっかりした見直しを
 建設業経営応援セミナーが、4月12日〜14日、県内3箇所(大館市、秋田市、横手市)で開催された。セミナーは、県内公共事業の減少が続く中、建設業の生き残りと多角経営の促進を目的に、秋田県、(社)秋田県建設業協会、(財)あきた企業活性化センター、(独)雇用・能力開発機構秋田センター、国民生活金融公庫秋田支店・大館支店、東北地方建設産業再生協議会が主催、参加者は151名。
 セミナーでは、(株)建設経営サービス建設経営研究所の主席コンサルタント植草陽一氏が「2006年秋田県建設業界の選択」と題して、新分野進出のポイントや事例などを紹介した。植草氏は「基本的には本業ありきだ。既存事業をしっかり見直した上で新分野進出を考えてほしい」と強調。事業拡大については共同経営のメリットを挙げ、「自社にないノウハウが活用できるし、情報も集まる。自社単独ではリスクが高い」、また、新分野進出の課題としては、販路確保とマーケティングの重要性を指摘。農業分野への進出を例に、「米など何を生産するかに目が行きがちだが、一番大切なのは生産物をどう差別化し、いかに売るかだ」として、川下(ユーザー)を常に見る重要性をアドバイスした。
 第2部の各種支援制度の紹介では、主催機関・団体が、行っている補助・助成・サービス事業などの説明が行われた。本会からは、昨年7月から始めた経営相談事業(ワンストップサービスセンター事業)の平成18年度の継続と利用法をPRした。
※本会ホームページにてワンストップサービスセンター事業をご案内しております。
アドレス
http://www.a-kenkyo.or.jp/
(ホームページ左のメニュー「ワンストップサービスセンター事業」をご参照下さい)
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表彰式・第74回定時総会

【ご案内】

 (社)秋田県建設業協会では表彰式・第74回定時総会を下記により、5月25日(木)に開催します。

〇表彰式
時間 午後3時30分〜
場所 秋田キャッスルホテル(矢留の間)
・社団法人 秋田県建設業協会表彰
・社団法人 全国建設業協会表彰伝達
・財団法人 建設業福祉共済団表彰伝達
・社団法人 全国土木施工管理技士会連合会表彰伝達

〇定時総会
時間 午後4時00分〜
場所 秋田キャッスルホテル(矢留の間)

〇懇親会
時間 午後5時10分〜
場所 秋田キャッスルホテル(放光の間)


新年度事業計画案を承認
第25回定時総会

 秋田県アスファルト合材協会(加藤義光会長)は4月25日、秋田ビューホテルにて第25回定時総会を開催。来賓に秋田県建設交通部建設管理課より小嶋宣英技術管理室長、日本アスファルト合材協会東北連合会より加藤常務理事が出席した。
 総会では始め、日本アスファルト合材協会功労者表彰受賞者へ加藤会長から目録が伝達。
 続く議事は、加藤会長を議長に進められ、昨年度の決算・事業報告から始まり、良質なアスファルト混合物を供給し社会資本整備に資するため、技術向上等に努めていくこと等を中心とした新年度事業計画案を満場一致で承認した。

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 また、情報提供では、「舗装の構造に関する技術基準の一部改正」について、秋田県建設交通部の担当職員が説明。同基準改正は舗装構造の設計期間について、現行10年間(信頼性90%)を20年間(信頼性90%)に変更、表層の増厚による舗装盤の強化と長寿命化によるライフサイクルコストの低減を目的としている。
▽(社)日本アスファルト合材協会
  功労者表彰受賞
  株式会社 NIPPOコーポレーション    
  村上龍一


運営委員会を開催
18年度事業など検討
 秋田県土木施工管理技士会は、4月24日、秋田県建設業会館において運営員会(橋本一康委員長)を開催した。
会議では、平成17年度事業報告・収支決算の状況が報告されたほか、平成18年度の事業計画・収支予算についての検討がなされた。
 新規事業としては、3月31日に秋田県から出された新行財政改革推進プログラム平成18年度実施計画に、舗装工事の6割をユニットプライス型積算により発注することが示されたことから、積算システムを活用した「秋田県ユニットプライス型積算方式セミナー」の開催と、2級土木施工管理技士(学科)試験直前実力テストの実施を事業計画に盛り込み、5月17日の理事会・代議員会へ提出することとした。
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 新行財政改革推進プログラム平成18年度実施計画について
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1143605638238/files/h18program.pdf